”オーストラリア・デー”

オーストラリアについて

Hi Guys!

こんにちはー

正月休みもあっという間にすぎ、もう直ぐ1月も終わろうとしています。
今年の目標を立てた人も多いと思いますが、後11ヶ月しかないので悔いの残らないようにしましょう!

さて今回はワインとは関係ないお話ですが、1月26日に迫った”オーストラリア・デー”について書かせていただきます。
毎年この日に祝われる日が何日なのか?簡単に説明させていただきます。

Australia Dayとは

そもそもオーストラリアの方や、オーストラリアラバーの方、ワーキングホリデーで行った人など、オーストラリアに少しでも関心がないと知らない記念日だと思います。

毎年1月26日は”オーストラリア・デー”という国民の祝日の日です。
現地では全ての州と準州で祝日であり、お祝いムードとなります。

さてオーストラリア・デーとはなんの記念日なのか?
アメリカのような独立記念日なのか?
という疑問が浮かんでくるかと思います。

遡ること1788年の1月26日に、
オーストラリアの初代総督アーサー・フィリップ氏がシドニーに上陸して、イギリス国旗を掲げました。
当時のイギリスという国はかなり乱れて、犯罪者の数が激増していたそうです。

その為、イギリス国内に囚人を収容する場所が足りなくなり、軽犯罪を犯した人を国外追放の罰を受けることになりました。
その囚人たちを収容するために新しく利用されるようになったのがここオーストラリアです。

そして1788年のこの日、フィリップが囚人たちを率いて流刑地としてオーストラリアに上陸したのです。
また、それと同時に原住民アボリジニ侵略が始まることとなるのです。

そうなのです!この日はイギリスの植民地になった日なのです。
ここで少し疑問に思うかもしれません!
そう!全くお祝いできるような内容ではないからですね。

イギリスが囚人を上陸させた日でもあり、アボリジニ侵略が始まった日をオーストラリア・デー。
当時もかなりの物議があったそうですが、最終的にはオーストラリア政府が1935年にオーストラリア・デーとして制定しました。


以来長い月日が経ちました、国民の皆さんの中では、オーストラリア・デーは「移民の日」という意味合いに変わってきたそうです。
白豪主義にも終わりを告げ、世界中から数多くの移民がやってくる、多民族文化となったオーストラリア。
民族問題は全てなくなったとは言えないですが、様々な背景を持つ民族がより暮らしやすい国を目指して共存しています。
オーストラリアにとって、移民の代名詞ともいえるのが1月26日のオーストラリア・デー。
現在では、他民族の国民一人一人が、オーストラリア人であるということの意味、オーストラリアの素晴らしさを再確認する一日になっているそんな日となりました。

まとめとして

この日オーストラリアの多くの都心ではお祭りや、現地の方々は夏を楽しむために大好きなBBQを行なっているそうです。

日本ではあまり見かけた事がないですが、ほとんどの家庭にはBBQのコンロがあり、公園にいけば専用のコンロなんてものもあります。
現地では”Barbie”バービーといい、生産者も「これは最高なバービーワインだよ!」なんて説明していたりします。
私も現地にいって、公園のコンロを使い、持ち寄ったワインでBBQをした事があります。

ただ全ての人々がこの日はお祝いムードではないという現実もあります。
移民の方々の多い国ならではの問題なのかもしれません。
それだけは忘れていけない事柄ですね。

そんな1月26日は2025年は日曜日です。
日本でもオーストラリアワインを飲んで、そのワインの産地から葡萄から味わいから、生産者の熱い想いを感じて欲しいです。
それがワインラバーにできる最初の一歩かもしれませんね。

それではみなさんの良いワインライフに

Cheers!


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