オーストラリアの州について①

オーストラリアワイン

Hi Guys!

こんにちはー

今回はオーストラリアの州別のお話しをします。

まずは国土も広く、オーストラリアワイン生産量の約半分を占める南オーストラリア州(SA州)についてです。

Map of South Australia in Australia

SA州のエリアについて

南オーストラリア州はオーストラリア最大のワイン生産地です。
夏は暑く冬に雨量の多い気候はワイン栽培に適しているといいます。

  • アデレード・ヒルズ(Adelaide Hills)

州都アデレードの南側に位置し、標高が高く、冷涼な気候が特徴です。
水の確保が難しいオーストラリアにおいて、このアデレード・ヒルズはある程度の雨量が見込めるので、人工的にブドウ畑に必要な水を引く灌漑に頼らないブドウ栽培が可能な産地です。

※この灌漑という言葉はオーストラリアではよく耳にします。
スプリンクラーなどの使用制限があるくらい水の不足が問題な場所もあります。

  • バロッサ・ヴァレー(Barossa Valley)

オーストラリアで最も著名かつ歴史あるワイン生産地の一つ。
老舗ワインメーカーも多く、若手の新進気鋭な小規模生産者も多く混在するエリア。
フィロキセラの影響も受けず、古木の多く残る産地でもある。

  • クナワラ(Coonawarra)

南オーストラリアの南海岸沿いに広がるライムストーン・コーストの側の涼しい海風の影響を受ける地域。
土壌はテラ・ロッサ(イタリア語で「赤い土壌」の意味)の一帯で有名です。
古代の貯水池の上にある石灰岩の上にあり、世界トップクラスのブドウを栽培するのに理想的な産地です。

  • マクラーレン・ヴェイル(McLaren Vale)

マクラーレン・ヴェイルは、西側のセント・ビンセント湾と東側のアデレード・ヒルズに挟まれるように位置している。夏は暑くなるが、海と丘陵からの冷たい風の影響で気温が和らぎ、また風のおかげで乾燥し病害が少ない。このためオーガニックやビオディナミ栽培に適しており、認証を受けるワイナリーは増えている。

  • クレア・バレー(Clare Valley)

温暖な大陸性よりの気候を持ち、夏は高温になるが夜は涼しく気温が下がる。
この昼と夜の大きな気温差こそが特徴であり、特にリースリングはゆっくりとアロマを成長させクリスピーな酸を保持できる。

有名な産地のみのご紹介ですが、まだまだワイン産地はいくつもあります。
また大自然が多く残ってますので、アウトバックを眺めたり、海岸沿いをドライブしたりとゆったりとした時間を過ごすこともお勧めです。

自然とワインとゆっくり楽しみたいですよね。

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