Hi Guys!!
こんにちはー
雨が多い時期は少し気分も下がってきてしまいますね。
明日はワインを飲もう!なんて思っていたらまず天気予報で気温を調べてしまうなんてこともあるかもしれませんね。
私も休日の日の予報は欠かさず調べるタイプの人間ですw
さて今回は先日行われて世界のナチュラルワインのイベント
”RAW WINE TOKYO”
に行ってきましたのでその時の内容をシェアしますね。
RAW WINEとは?

そもそもワインラバーの方々でも行ったことがある方は少ないかもしれません。
その歴史は新しく2018年にニューヨークで始まったナチュラルワインの大型試飲イベントです。
イザベル・レジェロンMWという、マスターオブワインの中でも数少ないナチュラルワイン推進派の方がオーガナイズしているイベントで、ニューヨークやロンドン、トロントやベルリンなどで開催されています。
その名の通り”生のワイン”のイベントですので、生産者さんがその土地を表す生き生きとした存在感のあるワインイベントがコンセプトのようです。
このイベントではワイン内の含有酸化防止剤(亜硫酸塩)の総量に関する情報がワインに記載されています。
参加しているワインやワイナリーにも基準があり、
例えば
・ブドウ産地であるドメーヌ自体がオーガニック、もしくはバイオダイナミック認証を受けている。
・ブドウは手で収穫されている。
・色やスタイルに関係なく、亜硫酸塩の総濃度上限を70mg/lとする。
・例外的な年において補糖または補酸が行われた場合、あるいは製造時に通常とは異なる添加物が使用された場合、生産者情報の中で該当の添加物を明記し参加しないといけない。
など10以上もの基準があるそうです。
楽しむために、非常に厳選された生産者さんが集うフェスティバルなのですね。
そのイベントが今回初日本での開催でしたので足を運んできました。
RAW WINE TOKYO 2024
東京会場では126もの参加ワイナリーが集まっておりました。
そちらを国別に見ると↓
イタリア22、フランス21、オーストリア13、ジョージア12、スペイン11、日本11、アメリカ8、オーストラリア8、ドイツ5、スロバキア3、クロアチア2、ペルー2、ベルギー1、チリ1、フィンランド1、韓国1、レバノン1、メキシコ1、オランダ1、ニュージーランド1、スロベニア1、スウェーデン1、スイス1、台湾1、イギリス1といった内訳でした。
その内、地図でみるとわかりやすいかもしれませんが、イタリアやフランスなどのヨーロッパはもちろんですが、オーストリアやスロバキア、スロベニア、クロアチアなどの中央ヨーロッパのワイナリーが多かったことに感動しました。
歴史的には一つの国であった国々が、ナチュラルワインで一つになるようなそんな感覚を覚えました。

もちろん各国参加の国々は素晴らしいものがありました。
ただ個人的にはオーストラリアワイン推しでもあるので、それをメインに今回のレポートとさせてくださいw
オーストラリア参加ワイナリー

今回遥々東京に来てくれた現地生産者さん↓
①Aristotelis Ke Anthoula
②BK wines
③Brave New Wines
④Das Juice
⑤Smallfry Wines
⑥Poppelvej
⑦Yetti and the Kokonut(Bink wines)
の7名の方がいらっしゃってました。
ベテランから若い勢力までが集った会となりました。
どちらの生産者さんも今のオーストラリアワインを代表するような方々です。
Raw Wine Tokyoは2日間行われていたイベントでした。
ちなみに私が行った2日目は前日に生産者さん達が飲みに行っていたらしく、初日よりも少し元気がなかったそうですw
仲が良く、そんな人情味溢れる側面も見れる会でした。
普通の試飲会と違い、生産者さん自らワインを注いでくれ、そのワインの簡単な説明やこちらの質問にも答えてくれます。
私は仕事として接客・ソムリエをしております。
勿論常々座学での勉強や試飲会などに訪れて様々な知識をインプットしてます。
ただ現地の生産者さんからの生の声、その想いや情熱、現状のワイン環境などを聞いてインプットしたものをお客様に伝える大切さを改めて実感しました。
勿論他の国々の生産者さんとも時間がある限りお話しさせていただきました。
本当にこのような機会を作ってくれたことに感謝しかありません。
是非来年も参加させていただきたいと思います。
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